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■お米は生きています お米は乾燥しているので、生鮮食品とは思っていない人が多いでしょうが、実は野菜などと同じように、生きて呼吸しています。
特に精白米は温度や湿度の影響を受けやすく、保管によっては鮮度が落ちます。 産地のJAや消費地の倉庫では、お米の鮮度と品質を一年中よい状態に保つため、湿度は一定、温度は15度以下で貯蔵しています。 まるで、上質なワインを寝かせているような気の配りようです。 |
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■精米したてがいちばんおいしい 玄米から胚芽とぬかを除くのが精米です。 精米したお米をおいしく食べられる期間は、季節によって違います。
お米が収穫される秋から翌年の3月ごろまではお米の鮮度がよく、気温も低いので、おいしく食べられる期間は1か月くらい。春を迎えると、気温が上がってくるので、できれば3週間くらいで食べきりましょう。 高温多湿の夏は半月くらいがおいしく食べられる期間です。 ともかく大量に買い込まないことが、おいしいごはんを食べる基本です。 ■精米日を確かめて買ってますか お米の袋には品種、産地などのほかに、精米した年月日が表示されています。 お米はいわば生鮮食品ですから、おいしく食べられる期間を目安に買う習慣をつけましょう。
それと、お米屋さんはお米の情報によく通じているプロです。 仲よくしておくとメリットがあります。 たとえば、家族の好みの味や家族構成などを伝えて、お米の銘柄を推薦してもらったり、買う量などのアドバイスを受けると、よりおいしい買い方ができるでしょう。 |
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■密閉容器はお米の酸化を防ぎます お米の鮮度が落ちると、米粒が粉を吹いたようになります。 これはお米が酸化してしまったためです。 お米の中に手を入れてみて、手に粉のようなものがつく状態になったら、お米の味がだいぶ落ちている証拠です。
お米の酸化を防いで品質を保つためには密閉容器に保存するのがいちばん。 それも外から残りの量が見えるプラスチック製がおすすめです。 自動的に必要な量だけ出せる米びつ器は使い勝手はよいのですが、四隅に残ったお米やぬかがたまりやすいのが難点です。
保存容器はお米を使い切ったら隅々までよく洗い、乾燥させて新しいお米を入れるようにしましょう。 |
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■置き場所は風通しのよい冷暗所に キッチンは火も使うので、ほかの部屋よりも温度も湿度も高くなり、お米の保存に適した冷暗所という条件にはあてはまりません。 かといって、お米は毎日使うものですから、キッチンから離れた場所に置くのは不便。
冷蔵庫に余裕があれば、密閉容器に入れて冷蔵するのがベストですが、そうもいかない場合が多いでしょう。 当座に使う日数分はキッチンに置き、残りは納戸などの冷暗所を見つけて保存すると、鮮度が保てます。 |
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■ジャー保温は5時間が限度です 残ったごはんは、そのまま炊飯ジャーで保温しておくのが便利ですが、時間が問題です。 炊飯ジャーで長時間保温すると、黄ばみがでたり、特有のにおいがついたりして香りも味も落ちてしまいます。 これは、お米のでんぷん質が変化するのが原因です。
おいしく食べるためには、朝炊いたごはんはお昼まで、お昼に炊いたら夕方までを目安にして、保温は5時間以内にします。 宵越しの保温はおいしさが失われますし、電気代もかかって不経済です。 |
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■冷蔵庫の保存は2日くらいまでに 残りごはんは冷蔵庫で、もちろん数日は持ちますが、密閉容器に入れたり、しっかりラップをかけておいても、3日目くらいには、再加熱してもふっくらとしたごはんにはもどりません。 これは、ごはんのでんぷんが老化しやすく、冷蔵庫の中でも老化は進むからです。
冷蔵保存したごはんを電子レンジで加熱する場合は、お酒をふると、少しはふっくらしますが、チャーハンや雑炊にしたほうがおいしく食べられるでしょう。 ■おいしさを保つには冷凍保存がいちばんです 冷凍保存は、ごはんがまだ温かいうちにラップで包むか、フリーザーパックに入れて薄く平らにして密閉し、冷めてから冷凍庫に入れます。 食べるときは、自然解凍ではなく、凍ったまま電子レンジで温めましょう。 こうすると、残ったごはんも、炊きたてに近いおいしさに蘇ります。 |
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全国農業共同組合中央会「お米なるほどセミナー」抜粋 |
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